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開口部の話

  • 2015.02.28
  • その他

もう二月も終わりですね、とは言えまだまだ寒さも残り、桜のシーズンまでは、まだまだといったところですね。

神奈川にきて2ヶ月、早く春が来ないかと、鎌倉でのお花見を密かに楽しみにしています。

今日は開口部について。家のデザイン、機能に大きくかかわる窓についてです、

窓といえばもう当たり前ですが家に必要不可欠ゆえに、設計の際に毎度のこと頭を悩ます部材です。

もっともベーシックに使用される窓がアルミサッシで、いうまでもなくほとんどの

家のサッシがこのアルミサッシですね。防水や気密などの機能面に優れ、安全に、安心して

使えるものです、ただやはりそこは既製品、安全が担保される代わりに設計者から見ると

デザインでは物足りない場所がどうしても出てしまいます。「もう少し枠が細くならないのか」

と、住宅業界にいる限りはこのジレンマが付きまといます。

他に住宅に使われる代表的なサッシといえば木製サッシ。不思議なほどに家の表情が変わります。

自然素材の家に当然ですがよくなじみ、アルミサッシの金属の唐突さがなく暖かな印象を与え

てくれます。外の景色を見るたびにアルミが見えるか、木が見えるかを考えれば、その違いは

一目瞭然ですね。しかしやっぱり木製サッシも一長一短で、そこは自然素材、当然風雨や日光に

さらされれば反りますし歪みます、隙間からは冷たい風がピューと室内になんてことも。

(庇を付けるなど建物の作りで大分改善されますが・・・)

家の中でも重要な部位ゆえにデザイン、リスクのバランスをよく考えながら選択していかないと

いけませんね。

DSC_3706

開口部について最後に。先日京都に行った際にとても印象的な場所がありましたのでそれについて。

世界遺産にもなっている高山寺というお寺の中の石水院というところです。

そうだ京都へ行こうのポスターにもなったところで、観光客のたえないお寺です。

入り口を入り天井の低い縁側を通ると美しい庭が現れます。建物を支える柱と、跳上げの庇で

切り取られた風景が、本当に絵のようでした。ガラスはありませんが、つくりとしては

外と中を分ける開口部そのものです。開口部として意識されない、究極の開口部の形なのかなと

思います。いかに既成概念やしがらみの中でものを考えているのが分かった良い体験でした。

写真は夏に行ったものですが、それぞれの季節に見所のある場所のようです、おすすめです。

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