北村建築工房

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現場にて

床暖+うづくり⇒最終回

  • 2005.07.19
  • 北村 佳巳

床暖に完全対応ではないその「準対応」という物はどの程度問題なの?ということですね。

「準」を話す前にまず、床暖対応でない無垢材も使ったことも有ります。その場合は、低温水式パネル暖房の場合でしたが、捨て貼りでベニヤを貼り無垢のメープル(楓=カエデ)を張りましたが気になる隙間はありません。

この様に、堅い木の無垢床材なら捨て貼りすれば直接熱にさらされないので、影響が少ないのですが、逆に暖房効率は若干ですが下がります。

話を戻して「準床暖」に戻りましょう。まず無垢材というのは急激な温度変化や湿度変化に弱いので、そこをうまくコントロールする必要があるのです。決して難しいことをするのではありません。いつもお願いしてるのは・・・

「床を貼って1年目の暖房シーズンは中低温設定で管理して、馴染ませていくこと」をお願いしています。

たったこれだけしかお願いしていません。これは電気式でも温水式でも、どんな床材を使っても必要なことです。「ならし運転」とでもいいましょうか?勿論2年以降も木の収縮は起こりますが、ずっと落ち着いてきます。

床貼り後、暖房シーズンに入るまでの期間が長いほど、無垢床材の狂いや痩せは少なくなります。その場所の空気に馴染み、安定するからです。

圧密2この準床暖対応の杉材を貼って、直ぐに暖房シーズンに入ったお宅がありましが、そちらは事情により一日の大半を床暖運転が必要であったため過酷な使用条件でした。結果、痩せるところは3mm近く隙間が出たところもありました。

でも春先辺りでは隙間は戻って目立たない程度になっています。お客さんはその隙間が気になりつつも、 「冬を快適に過ごせたことや、うづくリの杉板の感触が大好なので選んでよかった」と言って頂きました。

 

勿論、使えるのならばキズのつき難い堅木で完全床暖対応の材料のほうが気が楽ですし、施工者としては工事代が高くなるので嬉しいのですが、そのお宅の予算や使用理由によって柔軟な提案を心がけているつもりです。

何度も言いますが無垢にも弱点はあります。ですがそれをはるかに上回る長所を求めて採用してみませんか?とお話ししています。

無垢材・自然素材は使う意義を忘れずに付き合っていければ家族と一緒に年をとり、馴染んでよい味を醸しだしてくれる生きた材料です。どうです?付き合ってみたくなりましたか?

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