北村建築工房

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現場にて

そとん壁 その弐

  • 2007.11.15
  • 北村 佳巳

さて今日はそとん壁の上塗り&仕上げのお話。

そとん壁仕上げ3 これは下塗りを終えた状態ですが、この一見モルタルのようなこの火山灰が特許を取っています。通気性があるのに防水性があるというこの建材ですが実は上塗り材は水がしみてきてしまいます。ですが強烈なシャワーテストをしてもこの下塗り材の表面2mmのところで水が止まるという重力との置き換え原理の法則を使った部分が特許だそうです。



そとん壁仕上げ2100%自然素材の為、藻やカビが生えにくく、色あせが非常に少ない利点も持っています。と良い事尽くめのようですが現実はそのようにうまくは行きません・・^^;。理屈と結果が揃わないのが建築の世界だと思ってますので(笑)
でもそう言いながらもそとん壁の性格はなかなかです。今回の仕上げパターンは「掻き落とし」。非常に手間が掛りますが懐かしいリシン掻き落としの彫を深くしたような風合いは素朴な仕上がりです。
さて脱線はこの辺にしておいて・・
上塗りの様子です。厚さ8mmでしっかりと平らに塗りつけていきます。硬めの塗りつけなので手首が非常に疲れるようです。あまり何度も押さえていると色むらになりますので素早く上げていきます。この辺は自然素材の気難しさですね。


そとん壁仕上げ1

ある程度水が引いた頃(2?3時間)に剣山のような道具でガリガリと表面を均一に削っていきます。削りむらをいろんな角度からチェックしながら地道に続けます。塗り付け以上に時間がかかる作業です。

下に居るとまるでヒョウが降っているような天気です(苦笑)。下で掻き落とししている職人はカッパにマスクと完全防備です。

 

そとん壁仕上げ4下には本当に降った火山灰のように2,3mmの粒が掻き落とされて降り積もります。塗りつけて、また落として・・贅沢な仕上げです(苦笑)

全部掃除して集めるのですが、土嚢袋で30体になりました。皆工夫していろいろな用途に使っている例もあるようです。画期的なもの無いかな?。



室内の珪藻土等と同様に非常に乾くまで時間が掛ります。2日間は雨に当らないようにするので場合によっては足場にかけて養生する事もあります。今回はしっかりと養生させられました・・(苦笑)

本当の自然素材は出来るまでに本当に手間が掛ります・・・^^;
その分しっかりと恩返ししてもらいましょうかね(笑)。

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