- 香日の家横浜市港南区 S邸 | 新築
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横浜市港南区の穏やかな街並みの一角に、家族の願いを形にした延床約31坪の住まい「香日(こうじつ)の家」。
この名には、パンやお料理の幸せな香りが家中に広がり、ご家族の毎日が健やかで気持ちの良い“好日”でありますように、という温かな想いが込められています。純白の「そとん壁」を纏ったシンプルな切妻屋根の外観は、潔くもどこか懐かしさを感じさせる佇まい。南面に目を向けると、ダイナミックな吹き抜けと大開口の木製サッシが、この家の豊かな内部空間を予感させます。お庭には、以前からこの地を見守ってきたミカンやレモンの木を大切に残しました。季節ごとに漂う爽やかな柑橘の香りと、新たに設えたバードバスや家庭菜園が、日々の暮らしにささやかな彩りを添えてくれます。
住まいの中心は、幅180cm・奥行90cmという広々とした作業台を設えたオーダーキッチンです。家族みんなで粉を捏ね、パンが焼き上がるのを待つ時間は、まさにこの家のハイライト。玄関からシューズインクローゼット、パントリー、そしてキッチンへと淀みなく繋がる動線が、忙しい日常を優しくサポートします。LDKの一角にある畳コーナーは、読書や勉強、あるいは少し横になりたい時に。同じ空間にいながら、それぞれが思い思いの時間を過ごせる、絶妙な距離感の“居場所”が点在しています。
浴室や洗面脱衣室といった水まわりは、ファミリークローゼットと共に2階へ集約。脱ぐ、洗う、干す、しまうという一連の家事動線をコンパクトにまとめ、ゆとりを生み出しました。また、ロフトエアコン一台で全館を空調するシステムを採用。寝室や子供部屋の上部に設けた開口部で冷気の流れを調整することで、プライバシーを守りながらも、家中どこにいても心地よい温度環境を実現しています。
デザインの根底にあるのは、太陽の恵みを最大限に活かすパッシブデザインの思想です。南向きの屋根には5.5kWの太陽光パネルを搭載し、吹き抜けの大窓には外付けブラインド「ヴァレーマ」を設置。夏は日射を遮り、冬は陽だまりの暖かさを取り込む、科学的根拠に基づいた高性能な住まい(耐震等級3・耐風最高等級)となっています。
足裏に伝わる吉野杉の浮造り(うづくり)の感触、天井を彩るJパネルの木の質感、そしてキッチンから漂う美味しい香り。五感で愉しむこの住まいは、時を経てなお、ご家族にとっての“最良の一日”を更新し続けていくことでしょう。
詳細情報
- 所在地
- 横浜市港南区
- 構造
- 木造2階建て
- 敷地面積
- 216.19m2
- 延床面積
- 102.67m2
- 外部仕上げ
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- 屋根
- 通気工法カラーガルバリウム鋼板立てハゼ葺き
- 外壁
- 通気工法 そとん壁
- 内部仕上げ
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- 床
- 吉野杉赤身幅広フローリング浮造り仕上げ、杉無垢フローリング、コルクタイル
- 壁
- 珪藻土塗り、玉紙貼り、オガファーザー貼り無塗装
- 天井
- 珪藻土塗り、珪藻土クロス、玉紙貼り、オガファーザー貼り無塗装
- その他
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外皮平均熱貫流率(UA値)0.39W/㎡・K 相当隙間面積(C値)0.2cm²/m² 長期優良住宅



























































