鎌倉市小町で新築中だった「悠遊小町」は先週末に一日限りの完成見学会を開催して、無事にお引き渡しとなりました。
その前に、いつもの完成写真撮影もさせてもらったので少しご紹介しましょう。
先週末の三連休は自粛ムードの中にも関わらず、30組近いご予約の皆さんにお越しいただき、住まい手さんのこだわりの数々が具現化された二階リビングのお宅をご覧いただきました。もちろん時間制で感染対策はマスクと消毒液にラテックスゴム手袋とできる対応はさせていただいた上での開催です。
家のしつらえのポイントは大開口の高性能木製サッシが連なる明るい二階LDKに大きな玄関土間とペレットストーブの上に抜いた吹き抜け、そしてぐるっと廻れる回廊の先には、これからの時代にマストなテレワークやリモートワークを快適にこなせつつ、趣味を生かせる広い書斎とロフトスペースを配置。
キッチンや洗面はオリジナルの大工によるオーダー造作家具で、家全体をコーディネートして統一感ある空間に仕上げています。
パッシブソーラーシステムの「そよ風」を搭載して、冬は家じゅうの足元から暖めたり、室内循環運転で家中が温度ムラのない快適な暮らしを実現しています。
玄関には趣味の道具をメンテするなどの作業スペースと大型のペレットストーブを設置。広いウォールナットの地板を上がると、アメリカンブラックチェリーの床材と階段があります。手前には海から帰ってすぐに洗面脱衣室に入れるように計画して日々の快適な動線を確保しています。上部にはリビングにつながる大きな吹き抜けを設けました。
大型の木製引き戸が連なり、開放的なリビングダイニングキッチン。吹き抜けの周りを回遊できて、自宅で仕事をすることが多くなるこれからの時代を見越したテレワークやホームワークできる書斎につながる。ゆったりとした明るく趣味部屋にもなる書斎からは土間や鎌倉の山並みを望むことができるようにカウンターを配置。屋根なりのの勾配天井が伸びやかな空間を生み出している。
二階リビングから続くウッドデッキは大きな一枚の木製引き戸でつながり明るく一体感のある伸びやかな暮らしを実現しています。構造材は紀州山長商店の杉・桧を使い、アメリカンブラックチェリーのフローリングと天井に貼った米栂が上品な質感を醸し出しています。
鎌倉の周囲の山並みを眺めつつ、明るさとプライベート感を保つ窓の配置とシンプルな構成で最高耐震3等級も確保しています。
洗濯機から近い場所に設けた室内干しを兼ねた、ウォークインクローゼット。主動線から外して干せるので邪魔にならず、各部屋からのルートも確保してぐるぐると廻れる家事動線にもなっていて、風もよどみなく通り、アイロンもたたみ作業もここで済ませて、そのままクローゼットにかけて終了。玄関入ってすぐの場所なので、家を出入りする際に着替えも完結できる快適性を実現しています。
天龍焼杉とジョリパット左官仕上げの外観。桧で造られた引き戸玄関と厚い一枚板の自然石を敷き詰めたアプローチに、雑木を植えて鎌倉の街並みに調和させました。左右の駐車スペースと広いシャワースペースはお湯が出るスノコ状の洗い場として作り、ボードやカヤックなどを積み下ろしも兼てストレスなく扱えるように配慮しました。
大きな二階ウッドデッキと二階の回廊が浮かんで見える夜の佇まい。
まだまだお見せしたい写真はたくさんありますが、チョイス出来たら実例集の方にアップしていきますので、お楽しみにしていてください。
また素敵なご家族の楽しい暮らしがひとつ古都鎌倉で始まりました。