空間と一体で考える
造作家具暮らしと空間に寄り添った、
生活に大切な家具づくりを手掛けています
造作家具は既製品ではなく、自分の住まいに合わせて作る家具のこと。工事を行う大工が、一連の木工事の中で造作します。
身のまわりのしつらえの善し悪しと暮らしやすさはとても密接に関係しています。キッチンや洗面台等の造り付けの住設機器をはじめ、デスクや収納、後から置く家具についても空間と一体で配置・動線をイメージできれば、住み始めてからの満足度は高くなります。
一邸一邸の空間サイズや住まう人の身体的感覚、そして収納物に合わせて寸法を検討するので、余計な隙間や無駄がなく、素材にも統一感がうまれすっきりと仕上がります。既成品にはないレイアウトも可能なので、造作ならではの発想が生まれます。
必要と必然から生み出されるカタチで、暮らしと空間に寄り添った、生活に大切な家具づくりを手掛けています。
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1 永く使えること
造作家具は、無垢材や汎用的な金物を用いるので、永いメンテナンスが可能です。
造ったときと同じように大工や建具屋が手を入れることが出来るので、結果として永く使えることにつながり確実に更新できます。家の柱や床とともに愛着をもって使い込んでいける一品になります。
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2 ライフスタイルに合わせて変化
建物に固定された造り付けの家具だけでなく、可動できる収納もご提案しています。模様替えの柔軟性やライフスタイルの変化にあわせて部屋を仕切れるなどのフレキシブルさもあります。
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3 無いものはつくる
お手持ちの家具を活かす場合も、売られている家具を選ぶ場合も、しっかりと打ち合わせを行い設計プランに反映します。売られているものがなければ、積極的にオリジナルでつくります。従来の工務店の枠にとらわれることのない、ものづくりにチャレンジしています。
置き家具も造作すると、空間に合わせたサイズで無駄なスペースができず、他の大工造作家具と素材やデザインを揃えられるので、家全体としてのまとまりが生まれます。